なんでせっかく塾に通っているのに成績が上がらないのか。
テストというのは、その時点で必要とされている情報を覚えているかという確認作業でしかありません。
成績が上がらない→単純に勉強不足
それは間違いないのですが、
もっと言うと復習不足です。
成績が上がらないということは、テストの時間までに忘れているという状態です。
忘れているから出来ない。
ただそれだけのことです。
ではなぜ忘れるのか?
繰り返していないからです。
みなさん思い返してほしいのですが、
出来るようになったことというのは、今まで繰り返しているはずなんです。
才能とかセンスとか、そういう問題ではありません。
繰り返してないだけです。
教科書を1回2回読んだだけで覚えられるわけないんです。
忘れますから。
今出来ていることというのは、何度も繰り返して覚えているはずです。
慣れるには、覚えるには、全部繰り返しです。
勉強に限ったことではなくて、
アイドルだって振り付けを繰り返して覚えます。
芸人だって作ったネタを繰り返して覚えます。
ゲームだって繰り返すほどに上手くなります。
車の運転だって繰り返すほどに上手くなります。
料理だって繰り返すほどに上手くなります。
スポーツも仕事だってそうです。
言葉も九九などの計算も、大人になると皆出来て当たり前レベルですが、
皆出来るのは日常のアウトプットで自然と繰り返して(復習して)いるからです。
1回目より2回目、3回目と段々出来るようになるはずです。
繰り返すことで自信がつきます。
子供たちにとって勉強のハードルが高いのはここです。
①新しいことを学ぶ時の脳への負荷が高い(1回目が一番きつい)
②繰り返すことの面倒臭さ(単純作業はつまんない)
勉強方法を覚えるということは、繰り返すことを習慣化するということでもあります。
この2点に何か面白さといいますか、
好奇心や興味を持つフックがあれば、子供に刺されば、
それは学習への継続性が生まれるということになります。
我々がアウトプットを推すのは、復習になるからです。
しまりすスタディでは、
・先生と生徒の関係性を近くすること(学校とは違う関係性)
・パソコンを使うこと(ゲーム性がある)
・生徒によって指導方法を変える(学校は一律)
という学校とは少し違う方向性の提案をしています。
人間なんて素の能力差はたいして変わりません。
差がつくとすれば、繰り返すことが出来る環境に置かれているかどうかだと思います。
一度勉強したものは、頭にぶち込みたいですよね。
そのためには繰り返しです。