特色検査とは?
特色検査とは、共通問題が2問と選択問題が2問の合計4問から構成される筆記テストです。2013年から神奈川県で導入され、通常の筆記試験に加えて評価の対象となります。現在は進学校である18校のみ実施しています。
選択問題は学校によって違い、問3〜7の5問の中から2つ選ばれます。
横浜翠嵐・厚木 | 問6・7 |
湘南、川和、小田原、横浜平沼 | 問3・5 |
柏陽、横浜緑ケ丘、多摩、横須賀 | 問4・6 |
相模原、大和、茅ケ崎北陵、横浜国際(国際科) | 問3・4 |
鎌倉、光陵 | 問4・7 |
希望ケ丘 | 問3・6 |
平塚江南 | 問4・5 |
特色検査の特徴は?
時間は60分で、「教科横断型」という教科がごちゃ混ぜになっている問題が特徴です。
共通問題の2問は問1が英語、問2が国語の文系設問ですが、こちらにも数学や理科の知識が必要になってきます。
共通選択問題は理系の問題です。パズルや推理の要素が含まれており、知識を求めるものというよりは、書いてあることを論理的に解いていくことが重要です。
解いてみた個人的な感想は、とにかく理系が有利!
時間が少ないのですばやく情報を処理する能力も必要◎
英語は他の問題に比べたら簡単でした。
特色検査は今後は増える?
数は年々増えており、2019年には7校だけ導入していたのですが、翌年2020年には17校にぐっと増えました。しかしそこから今年2021年、2022年は18校と増加が止まったので、少なくともあと数年はこのままなのではないかと思います!
時代の流れと共に、学校の教科のような知識や暗記力の他にも論理的思考や発想力が求められているということでしょう。
そう聞くと不安になるかもしれませんが、あくまでもこれは試験です。過去問もネットに転がっていますので、学校ごとの傾向と対策をしっかりして本番に臨みましょう!
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