英検3級に必要な単語数は1300〜2100語
英検3級になると単語数はグッと増えて1300〜2100語程度まで増えます。英検4級は600語なので、その分を引いても700語。英検4級を対策しないで合格できてしまった人は、英検3級では少し単語に苦戦するかもしれません。
英検3級の短文語句・空所補充(穴埋め問題)は全15問のうち半分以上が語彙力を問われる問題です。逆にすれば単語をしっかり対策すれば半分以上解けるのが確実ということ。確定で解ける問題は少しでも増やしておきましょう。
準2級からはビジネスシーンでの英文が出てきますが、3級ではまだ日常での英語がメイン。中学生だけでなく、小学生でも取り組みやすい級といえるでしょう。
具体的な出題単元は?
英検4級の範囲を除いた新しい単元はこちらです↓
・過去分詞( have+過去分詞 )
ex) I have been in New York for 10 years. / Have you ever been to there?
・分詞( 現在分詞・過去分詞 )
ex) The woman crossing the street is my sister. / I have a letter written by John.
・関係代名詞( who, which, that )
ex) I have a friend who lives in London.
・間接疑問文
ex) I don’t know what you mean.
・付加疑問文
ex) She studies English, doesn’t she?
英検3級の合格基準は?
技能 | 試験形式 | 満点スコア | 合格基準スコア |
---|---|---|---|
リーディング | 一次試験(筆記1-3) | 550点 | 一次試験の合算が1103点 |
ライティング | 一次試験(筆記4) | 550点 | |
リスニング | 一次試験(リスニング) | 550点 | |
スピーキング | 二次試験(面接) | 550点 | 353点 |
一次試験の満点は1650点で、合格基準点は1103点となっています。スピーキング(面接)は一次試験の内容に関係なく、スピーキングのみで判断されます。
英検4級との違いは?
ライティングテストが追加
筆記では並べ替え問題がなくなる代わりに、記述問題が出題されることが一番の違いです。記述問題では質問に対するあなたの考えとその理由2つを25〜35語で答えます。ライティングは一次試験の1/3を占める配点です。他の問題と違い部分点がもらえるので難しくてもとにかく点を取りに行くことが重要です。
面接が必須
英検3級では筆記のテストが終わって合格ではありません。二次試験として面接をパスする必要があります。一次試験(筆記)の免除可能な期間は1年間となっているので、面接試験は最大4回受けることができます。3回失敗しても大丈夫と考えれば、少し気が楽になりますよね。ちなみに合格率は80%なので筆記よりも受かりやすいです。