目次
英検4級の範囲・レベル・合格ラインは?
英検4級は中学2年生レベルといわれています。
具体的な文法範囲はこちら↓
- be動詞の過去形
ex) She was in Japan. - 一般動詞の過去形
ex) I studied English. - 過去進行形
ex) I was studying English. - 未来形
I will study English tomorrow. / I am going to study English tomorrow. - have to / has to
ex) I have to study English. / She has to study English. - 助動詞(could/would/should/shall/may/must)
ex) I should study English. / Shall I open the window? - 文型(SV/SVC/SVO/SVOO)
ex) Please tell me your phone number. - 不定詞
ex) I like to study English. / Do you want something to drink? - 動名詞
ex) I finish studying English. - 比較級
ex) She is taller than me. - 最上級
ex) She is the tallest girl in my class.
見ての通り範囲がすごく増えていますね。個人的に5級と4級、3級と準2級の間は難易度の差が大きいと思っています。
文法はもちろん、文法が増えるということは覚える単語やイディオムも増えるということです。
ここを乗り越えると3級までするっと進むことが多いので、くじけず時間をかけて対策しましょう!
ちなみに英検4級の合格ラインは6割程度。余裕を持って7割あると安心して本番に挑めそうです。
英検4級の出題形式は?
リーディング
形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 | 問題文の種類 |
短文の語句 空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う。 | 15 | 短文 会話文 |
会話文の 文空所補充 | 会話文の空所に適切な文や語句を補う。 | 5 | 会話文 |
日本文付き短文の語句整序 | 日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。 | 5 | 短文 |
長文の内容 一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。 | 10 | 掲示・案内 Eメール(手紙文) 説明文 |
英検5級と同様、単語・文の穴埋め問題と並べ替え問題に加えて、英検4級では長文が範囲となっています。
長文は問題としては簡単ですが、慣れていないと「文が長くてやる気がでない」「どうせできないと諦める」などモチベーション面で小学生にとっては難問になることが多いです。
長文を初めてやる場合は、解き方から教えて、できることでハードルを少しずつ乗り越えましょう。
リスニング
形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 | 問題文の種類 |
会話の 応答文選択 | 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。 (放送回数2回、補助イラスト付き) | 10 | 会話文 |
会話の内容 一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える。 (放送回数2回) | 10 | |
文の内容 一致選択 | 短いパッセージの内容に関する質問に答える。 (放送回数2回) | 10 | 物語文 説明文 |
放送回数2回・3部構成なのは変わっていません。
そのためリスニング力を鍛えるよりも、範囲が大幅に増えた文法に力を入れると合格に近づくでしょう。
主な場面・題材
場面 | 家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど |
話題 | 家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告、海外の文化など |
英検4級ではより日常に関する様々な場面での英語がメインになっています。
英検5級では学校や家庭内の会話がほとんどでしたが、他人の道案内などソーシャルな場面が少し増えた分、単語も増えています。
単語数も約2倍増えているので文法だけでなく単語もちゃんとチェックしておきましょう!
リンク
リンク
リンク
【英検4級】単語リストPart1【プリント印刷用無料PDF】
英検4級の単語ってどのくらい多い? 英検4級の単語は約1200語です。英検5級が約600語なので、約2倍増えていることになります!5級では基本的な用語が多く勉強して…